つぶやき

仕事の合間の気分転換

ゆとり

数十年前までは田と畑しかなかった、田舎を開発した集合住宅に住んでいる。
幹線道路沿いで商業地域だけれども、高い建物はあまりなく、夜になると狸も出れば、狐も鼠も出るし、シーズンになれば、消防が猪や熊に注意の放送を流し、裏山に入れば猿の一群と出くわすこともある町と山の境界線。
住居の北側は敷地の広い公共施設なので、深夜帯の入浴の際は風呂の明かりを点けずに窓を開けて夜風を入れながら入浴することもしばし。

先日、夜空を眺めながら、ほけーっとのぼせ頭を冷ましたりしていると、眼下の公共施設のフェンスの上を移動する物体発見。
星闇の下の裸眼では、はっきりと確認できないが、モフッとした“けもの”の様子。
地上3m程に位置する金網フェンス。幅は5センチ程度であろう天金具の上を50mに渡って四つ足移動するけものとなると、ある程度器用に手を使える輩だと思われる。
そして、フェンスを歩いた先で接する樹木から鳥の悲鳴。狩猟のためにフェンスを使用すると.....猫ではないな?って推測し、狸かイタチかアライグマか果たして猿か!?と、アンノウンに夢を膨らませ、探偵ナイトスプークばりにカメラを仕掛けてみようかと、使用頻度の少ないウェアラブルカメラを準備してみた風呂上がり。“フェンスの上を歩ける動物”でクークル検索したら、猫もフェンスの上を歩くらしい....。

たくましいのね。

あ、モニター真っ暗だわ。

アンノウンの正体が判明する日は来るのだろうか。
正体がわからない方が、楽しいことだってあるのだよ。

いろいろめんどくさくなった。