つぶやき

仕事の合間の気分転換

年の瀬の日本酒

お酒を普段飲みしなくなって、米所の日本酒「久保田」を置く馴染みの酒屋に通うことも少なくなって随分たつれども、年の瀬は酒好きのあの方この方にお渡しする袖の下のためにそれなりにお金を使う。
「燗好きのあの人は質より量で千の一升でいいや」
「この間お土産をいただいたあの方には....万だと先様が気を遣いすぎるし、千では普段飲みだから、やっぱり碧かな...」などとほの暗い蔵の中でサイフを開いてブツブツ思いを巡らす訳ですが、結局自分の為の酒は一本も買わずに店を出ることになる。
新酒のシーズンも始まっているというのに...年明けの生酒は予約したけれどもさ〜。

随分前になるけれども、都会から来た稼ぎの良い身内をそのお店に案内したときに「万寿」をひょいひょい買っている姿を見てちょっと驚いた。
「お店でグラスで飲む金額で一本買えるのだから良い土産〜」という。いや、そんな高い酒を置いてる店で飲んでるあなたが羨ましい....。だから稼ぎが良いのか?

インフル流行の今日、同業者の数少ない年の瀬のお誘いもスルーして、引きこもり街道まっしぐら。ああ、こんなんで大丈夫なんじゃろか。みんな何でこの時期に飲み会ができるのさ?体力と耐力あるなぁ...。

せめて日曜の夜くらいはエビスかプレミアムモルツでも買って帰ろう。