スタビライザで遊ぶ

ゲレンデでウェアラヴルカメラの揺れが酷く視点の安定性に欠けるのがいただけなかったのでスタビライザを求める。当然ながら万札仕様の高額な電動式は手が届かず、お手軽ヤジロベエ式の「KS-W02」を購入。

レビューを見ると「使い物にならない」と書く人もいるけれど、先輩に倣ってホームセンターに行き微調整用のワッシャを1000円ほど購入してちょっとセッティングを頑張ると使える感じ。これなら、ヌルヌルと表現される映像が撮れそうじゃん。って思ってゲレンデに持ち上げたのだけれども、当然ながらスキーのような激しい動きに付いてこられるものではなくってよ。裏山の階段を歩いて登る分には素人セッティングでもそれなりにスムーズな画面となって「まあ見られる」お散歩映像素材は撮れたけれども、人様にみせられる段階にはなく、さらなる調整と撮影者のレベルアップが必要。

根本的にウェアラヴルカメラにスタビライザなんて付けたらアクティブさは当然消える....。やっぱり適度にカットインさせる素材を撮ったり、目的となる人物を追って撮るためのもので、独りで遊ぶためのものじゃないって痛感するこの頃。自撮りする勇気なんてはなからない。さらには、半年以上も前に触った編集ソフトなんかほとんど忘れてるわ、正月ゆとりが終わって編集する時間も無くなって....。

まあ、生きてゆくために目の前の本業を頑張るさ〜。と、壁にぶち当たると仕事に逃げるのは良くないことだと思ったので、スタビライザでもうちょっと遊ぼうな2016冬。結局はおもちゃなのね...。